原爆投下から70年。私は神奈川県代表団の一員として、原水爆禁止2015年世界大会・長崎に参加しました。8月7日(金)は、長崎市民会館体育館で「長崎のつどい」が開かれました。8月8日(土)は、フォーラム・テーマ別集会・動く分科会があり、私は「アジアの平和のための日本の役割」というテーマ別集会に参加しました。多くの人から発言があり、米国から参加した、ニュージャージー ピースアクション事務局長のマデリン・ホフマンさんの話が最も印象に残りました。日本の運動がアメリカにも影響を与えること、そして、アメリカは無法な戦争に対し、世界に謝罪すべきであるとの力強い訴えに、心を動かされました。そして、このような活動家たちと手をつなぎ、国境を超えて連帯することの必要性を感じました。また、グアムからの参加者の話は、とても悲しいものでした。グアムの人たちには、何も権利がない。基地があることにより、自然が破壊され、ガンなどの発症率が高くても、米国の国政に参加する権利がなく、大統領も選べない。平和は軍事施設によって守られるわけではない。と訴えておられました。国内の若者からは、タジキスタンからの留学生の話が紹介されました。タジキスタンでは、18歳から2年、もしくは大卒後1年の兵役の義務があり、大学の授業では軍事教練があるとのことでした。その留学生は、帰国したら兵役につかなければならないため、このまま日本にいたいと話しているそうです。8月9日(日)は、長崎市民会館体育館で、閉会総会が行われました。「ノーモア・ナガサキ ノーモア・ヒロシマ ノーモア・ヒバクシャ ノーモア・ウォー」 そして 「ネバー・ギブアップ!」を胸に、全力を尽くしてまいります。
駆けある記
原水爆禁止2015年世界大会・長崎に参加しました。
2015年8月10日